?? japanese_utf8.txt
字號:
見學
1 ページ / 2 ページ
次へ
7月22?23日を利用して,Plzen にいってきました.メインはこのビール博物館&工場見學.ついでに味見も.とても興味深い日を過ごすことが出來ました.
多くの方がご存じと思いますが,このPlzensky Prazdroj (プルゼーニュスキー?プラズドロイ)は,ドイツ?ミュンヘンから1842年に導入された低溫下における「下面発酵」という醸造技術が,この土地の麥?ホップ?水?風土とうまく調和し,また人々の大きな努力によってまさに花開いたその元祖のビールです.今日「ピルスナービール」と呼ばれるビールが,世界の大きな勢力となっていますが,その「ピルスナー」とはこのPlzen(プルゼーニュ)という街のドイツ名,Pilsen(ピルゼン)の,という意味です.
その重厚な,しかし爽やかで飲み越しのいいビールは,飲んだ人すべてが世界最高のビールであるというでしょう.麥と水とホップだけから繰り出されるこの味は本當に忘れられないものです.
ちなみに,このビール,特にバリング度(最初にモルトからとる麥汁を水でわったときの麥汁濃度)が12%のもの(Prazdroj ではその下は10%,一般に12%を越えるものは少ない)は,のどが渇いたから一気に飲む,というような飲み方はもはや出來ず,むしろパンの代わりに少しずつごくごく飲む,というのがちょうどいいようです.たくさん飲むとものすごくのどが渇くので,のどを潤すにはむしろ良くないかもしれません.しかし歴史的に見ると,キリスト教では「ビールは液體のパン」として重要な役割をしています.ワインはキリストの血,パンはキリストの肉,ビールは液體のパン,です.実際,修道院などでは斷食期間に水の代わりのビールで栄養を補給していたという話もあり,時代によっては醸造の許可が教會関係だけに與えられていたり,また教會が免許の交付権を持っていたり,というもありました.
工場に行ってみると,一面モルトを煮出している匂いがして,あ~あ,麥だぁ,という感じがします.世界中から年間5萬人もの人が訪れるというこのビール博物館共々,我々ビールのみにも,またそうでない人にとっても大変興味深いものだと思います.
このページの寫真も,クリックすると大きな原版が見られるようになっています.ものすごく大きいですが,良かったらそちらもご覧下さい.
これが Plzen 舊市街にある「ビール醸造博物館」です.昔実際にビールの醸造所であり,パブとして使われたこともある建物で,ビールの醸造の道具から昔の衣裝,ビアホールの內裝,また地下にはその昔氷を入れて冷蔵庫にしていた貯蔵倉もあり,とにかく見るところはたくさんあります. これは Plzensky Prazdroj (Pilsner Urquell) の會社のバックアップで運営されています.中にはいると解説書を貸してくれます.日本語の解説書もあります.
この入り口を見ると,いかにも醸造所かパブですね.中には Urquell の日本での広告もあります.はっきりはわかりませんが,印刷の感じからすると1960年代ではないかと思います.日本での商標登録証ということで Urquell の商標登録の証書があるのですが,ちょっと意味の分からないところがあって,若干謎です. 殘念! Plzensky Prazdroj の工場の正門(Historical gate)です.ちょうど改裝工事中で肝腎の所が見られませんでした.舊市街の中心から5分ぐらいのところです.
この Gate が壁畫にしてありました. これがあの工場です.大きな寫真をご覧下されば,左の方に Prazdroj と書いてあることがわかります.
これは前の寫真の右側に當たるところです.今は使っているのかどうかわかりませんが,Gate を通ってこの屋根の下まで鉄道の線路が引かれており,昔はそれを使って各地へ輸送していたことがわかります. 12時半集合で,ビデオ上映の後工場內の見學ツアーがあります.最初に大きなボードで Prazdroj の製法について説明があり,その後工場內の見學,ついで地下の発酵貯蔵用の倉を見學です.とても寒かった.でもその溫度の下であのようなリッチなビールができあがるのです.まさかいいといわれるとは思わなかったので,全然寫真を撮りませんでしたが,他の人が聞いたらOKが出たのでついでにとって見ました.この中でちょうどビールが発酵中です..
?? 快捷鍵說明
復制代碼
Ctrl + C
搜索代碼
Ctrl + F
全屏模式
F11
切換主題
Ctrl + Shift + D
顯示快捷鍵
?
增大字號
Ctrl + =
減小字號
Ctrl + -